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「コロナ対策に伴う特別措置」のお願い

3月11日、杉並区長と、杉並区児童青少年課宛に、新型コロナウィルス感染対応に伴う、

東原(杉九)学童クラブへの特別措置に関する要望を提出しました。

財政的支援も含め、緊急の特別措置・対応を要望します。  

 

●問題意識

 新型コロナウィルス対応の緊急事態のなか、1)学童クラブの移転、2)民間委託、3)児童館の廃止、4)放課後居場所事業の開始、を実施するのは、子ども、保護者、職員にとって、大きな負担 です。

 37日に実施された「杉九学童クラブ保護者意見交換会」でも、コロナウィルス対応への質問、 不安はたくさん出されました。子どもたちの様子も、突然の事態に緊張感、不安が高く、トラブル も増加しているとの報告がされました。

  

【突然の非常事態】

 ・職員配置、安全に過ごすための配慮・環境整備など、職員の業務は増大

 ・引継ぎのための時間・実務にも影響、支障はあきらか。事務作業時間は確実に減少

 ・保護者間の準備や話し合いも困難。意見交換や情報共有も不十分なまま。

 

4月からの新年度対応】

 移転や職員の入れ替わりのうえに、コロナ対応による学校行事等の延期・中止等、子どもたちの 不安・緊張・落ち着かなさは増大。

 4月からは新規入会の1年生、子どもたち(50~60 人程度)を受け入れる。

 

 

●要望事項

混乱や不安を最低限におさえるためにも、財政的な措置も含め特別措置をお願いします。

 

41日以降の民間委託実施にあたり、新型コロナウィルス対策の終息後、最低 1 か月までは 引継ぎ期間と同様の位置づけで対応をしてください。杉並区からのアウトリーチのための職員を 増員するなど、最低2人は配置し支援にあたってください。学童クラブおよび放課後等居場所事 業が混乱なくスタートできるよう、必要な措置と考えます。

 

3月 16 日()以降、児童館から移転し杉九小学校内でのクラブ運営が始まります。杉九小学 校の特別教室や校庭・体育館の使用をできる限り可能となるようにしてください。感染予防の観 点からも重要です。

 

3月 7 日()に予定されていた「学童クラブ保護者会」、「第3回意見交換会(4回として でも)」を改めて日程化してください。

 私たちは、現職員がいる間に新職員との信頼関係づくり、子どものようすの共有を大事にした いと考えていました。保護者と杉並区(担当課および東原学童クラブ・児童館の職員)、受託事業 者の意見交換、情報共有の場は確保してください(3月中が難しい場合には、新型コロナウィル ス対応の終息後、4月以降となっても希望します)

 

★よりよいかたちで民間委託を進めていくためにも重要な措置だと考えます。

 

★そして、何よりも子どもたちの気持ちを受けとめ、生活を支えていくために。

 

どうぞよろしくお願いいたします