私たちが取り組んできた陳情の審査が、11月26日杉並区議会保健福祉員会で実施されました。遅くなりましたが、その結果と取組みについてまとめた内容です。ぜひ、読んでください。
結果的に、「民間委託の実施を延期し、来年度は区直営のまま運営をしてほしい」という私たちの陳情は、採択されませんでした(区議会において認められませんでした)。
しかし、保健福祉委員の全議員(与党会派も含め)から、私たちの陳情や東原児童館・学童クラブに対する質疑が行われ、計画実施にあたり保護者の不安を受け止めること、十分な説明・意見交換の重要性について指摘がなされました。杉並区の担当課も説明や意見交換が不足していたことを認め、今後保護者にていねいな説明をしていくことなどを答弁しました。
今後も、子どもたちが安心して通うことのできる学童保育が運営されるよう、保護者の意見交換、区への働きかけをしていきたいと思います。
審査の結果は……
保健福祉員10名のうち、採択が3名
●山田耕平(共産)
●酒井まさえ(共産)
●松尾ゆり(杉わ)
私たちの不安や懸念、計画内容の問題点について、しっかりと受けとめ、区に質問をしてくださいました。ありがとうございました。
趣旨採択が2名
●新城せつこ(平和)
●ひわき岳(立民)
趣旨採択とは、陳情の内容は十分理解できるけれど、当分の間はその実現が難しい場合に「趣旨には賛成である」という意味だそうです。